住宅ローンが支払えなくなると困る
住宅を購入するときには銀行への借り入れ(=住宅ローン)が必須になってきます。
人生で一番大きな買い物であろうお家を買うという行為は今後の人生の
ライフプラン(=人生設計)を練る事にもつながると思います。
◆住宅ローンの支払いを考える
お家を購入するときに考えるのがまず予算。
自分の生活状況に照らし合わせて考えてみます。
※現在の状況
個人事業主:40歳オーバー
嫁:会社勤め(月収20万円)
子供:1人
賃貸マンションの家賃(駐車場1台付):7万円
2LDK(55㎡)ペット可
仮に物件を買わずに35年間毎月7万円を支払うとすると…
1年間(12か月) ×7万円=84万円
10年間(120か月)×7万円=840万円
20年間(240か月)×7万円=1,680万円
25年間(300か月)×7万円=2,100万円
30年間(360か月)×7万円=2,520万円
35年間(420か月)×7万円=2,940万円
35年返済のお家を購入した時には、2,940万円を賃貸マンションの
オーナーに支払う事になります。
だったら資産として残るお家を購入しようと決意。
◆頭金ゼロで購入を検討
脱サラして個人事業主で10年が経過していて売上は、5千万円を
超えていましたが節税を心掛けた結果、収入がゼロに
なっていたので個人事業主はローンが通るわけ無いと
考えていました。が予想外に仮審査でOKが出ました。
借り入れ可能額:2,500万円
借り入れ金利:利率1.4%
毎月の返済額:約7.5万円
まぁ胸を張って威張れるほどの金額ではありませんが確定申告は3期連続で
ゼロ収入で申告しているのに仮審査がおりた事にビックリしました。
◆金融機関(銀行)と税務署の違い
金融機関(銀行)では、最終的な収入を見る所ですが経費の使い方をみるようです。
一例を挙げますと飲食代金が仮に年間で100万円分あったとすると…
100万円÷12か月=8.3万円
毎月8.3万円の収入があるとも考えられます。
この他、自宅を事務所として使用している場合にも経費として
入れていればその分もプラス要素として見てくれます。
それ以外にもあまり知られていない所で言うと『減価償却』もプラス要素です。
このように確定申告書の上に並ぶ数字だけを見るとわからない点も
少し相手に話しをするだけで魅力のある数字に変わってくるということです。
◆住宅ローンの支払い額
自分の収入から考えていくら位までの住宅ローンの支払いが妥当なのか?毎月の
支払いなので少ないにこした事はなく、私の場合には収入がゼロなので
計算が成り立たないので現在の賃貸マンションの支払い額を目安にする事にします。
(世間では大体収入の25~30%位と言われています)
賃貸で支払っている7万円を毎月の返済額と考え、これから家族も増える事を
考えると70~80㎡(20~25坪未満)位の3LDK位で新築はムリでも中古マンションで
あれば充分に現在の賃貸の支払い額とほぼ同額位で少し広めの物件を購入する事が
出来ます。
この先の未来を考えたときに収入が減るよりも明るく増える事を考えたいものですが
今の生活実態からかけ離れた支払いなることだけは避けましょう。
◆住宅ローンの支払いができなくなったら?
住宅を購入するということは人生で一番大きな買いだし色々と勉強もしなくては
ならないと大きなプレッシャーを受ける感じがあります。それは一回買ったら
そこに何十年も居続ける、もっと言えば死ぬまで住み続けるというような感覚を
持ち合わせる事になる方が多いのではないでしょうか?
将来の家族構成、人数を予想して家を購入してしまいがちですが、新婚の時や
子供を育てあげた老夫婦であれば部屋数もそんなにいらないでしょう。
実際の家族が増える前から増えた部屋の分もローンを支払うのはもったいないです。
家族の状況によって住み替えるという前提で購入を考えればまた住み替えれば
良いと気楽に物件も購入できるのではないでしょうか。それなので、最初のうちは
転売をスムーズに進める事を念頭におくと少し都会から離れた土地付き一戸建ても
魅力的ですが都心に近く利便性が高い物件を購入する事をオススメします。
あまり考えたくはないですが、もし住宅ローンの支払いが出来なくなって売払う事に
なったとしてもより良い条件で売払える可能性が高くなることは間違いありません。
トラブルにあわないにこしたことはありませんが思いがけないトラブルは突然やって
来るものです。もし住宅ローンの支払いに不安があるのでならばすぐに近くの
専門業者に相談する事をオススメします。
以上、住宅ローンが支払えなくなると困るについて書いてみました!